設問データ(令和 7 年度共通テストによる) 訳 あなたは,先生から交通の未来に関するレポートを書くように言われました。その準備のため,あなたはイギリス人筆者がその話題について書いたブログを読みました。設問数/マーク数配点本文語数目標解答時間CEFR レベル4 問/412 点約 400 語約 8 分A1 程度空飛ぶクルマ2024 年 12 月 10 日ジョナ・マルコウスキーブリストル,イギリス昨日,私は日本の北部で開催された「空飛ぶクルマ:現在と未来」と題した公開討論会に出席してきました。3名の来賓講演者が,今日の輸送問題とその解決策について議論しました。講演者たちはみな,3つの点に関して意見が一致していました。第一に,空飛ぶクルマは基本的に電気を動力源にすべきだということです。大気汚染は,ゼロエミッション技術の活用を増やせば軽減することができます。第二に,救急サービスの質が向上するでしょう。空飛ぶ救急車は,交通量の多い大都市では,より速く移動できます。また,それは病院から遠く離れた小さな町にサービスを提供するのにも適しています。最後に,安全性の観点から,空中での事故を防ぐために,飛行技術は十分な試験と管理が必要だと誰もが述べました。公開討論会の最後に,講演者たちは空飛ぶタクシーについて議論しました。講演者の一人によると,最近の研究報告が,すでにこの技術の開発がいくつかの国で進められていることを示しています。その中には大都市の中心部で空飛ぶタクシーのサービスの試験運用を行っている国もあります。その後で,聴衆の一人が「空飛ぶタクシーはもうすぐ世界中で利用できるようになるでしょうか」と質問しました。講演者のうち2人は「そうなるだろう」と答えましたが,その時期については意見が分かれました。1 人は「5 年後」と言い,もう 1 人は「15 年後」と答えました。3人目の講演者は「普及しません。なぜなら,空飛ぶタクシーの運用コストは高すぎるからです」と答えました。私は,どの来賓講演者の予測が的中するのか楽しみです。来週のブログは,自動運転車についてです。とても興味深い記事になりそうです!共通テスト 英語 リーディング 大問別・傾向と対策第2問これまでの共通テストでは,第2問 A として,しばしば「本文+コメント」という形式の文章が使われていたが,本年度では第2問 B によく見られた「賛否両論のある話題についての記事」が単独で用いられている。なお,従来からあった「意見か事実か」の区別を問う問題は引き続き出題されている。 例題 ※第 5 回(令和 7 年度)共通テスト本試験より抜粋
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